
政府が打ち出した働き方改革により、働き手を増やし労働生産性を高める方針を発表しています。また、離職率低下を目指すなどの目的もあるようですが、退職をしたいと考える方の意思はそんな単純じゃありません。
働き方改革と退職者の意思
近年、働き方改革と政府が銘打って、働き手を増やす・出生率を上げる・労働生産性を高めるといった方針を発表していますが、賃金格差や雇用形態(契約社員や日雇い労働)などを抱える若者や女性に高齢者には厳しい現状にしか見えてきません。
賃金がアップしないのに、消費税や医療費だけはどんどん上がって行く。年金受給が可能となる年齢も引き上げられるだけでなく貰える額も減少していけば、年金制度よりも生活保護制度を受けた方が良いという考えを持つ方が増えてくるでしょう。
生涯終身雇用が当たり前だった時代とは違い、働き方も変わってきています。そして、パワハラやセクハラにモラハラといった社会問題を抱えている企業であれば、離職率を低下させることは難しいと言えるでしょう。離職希望者の辞めることへの意思は自由なのですから。
退職することは悪いことではない
クリーンな企業を目指すためには、パワハラやセクハラに超過残業といった問題を解消できるかが課題です。しかし、上司や仕事はできるが性格に癖のある先輩などの発言はどうしても見過ごされてしまうのが現状です。
企業がクリーンというのは、業績や営業状況であって内部までは入社してみなければ分かりません。部署によっても環境が違うため見過ごされてしまい、悩みを抱える方も多くいらっしゃいます。
仕事に対してストレスを抱えながら働いている方は多くいますが、パワハラやセクハラなどは仕事とは別次元の問題です。逆境に立ち向かい働くことで改善していく事ではないでしょう。自身の身に降りかかった火の粉を払うためには、退職することで解消させて次の新たな道を選ぶことも大切です。
周りの環境に追い詰められて、精神を病んでしまっては人生を台無しにしてしまう事でしょう。辞めることは何もデメリットではありません。現在の状況に苦悩している方は、好転させるチャンスだと考えてみてください。
まとめ
仕事を辞めることでデメリットが生まれると考えている方の中には、収入がなくなるや次の職がすぐ見つかるかなどの不安を抱くことでしょう。しかし、辞めたいと感じる出来事にストレスを感じ続け精神を病んでうつ病などを発症すれば失うものが多すぎます。
退職し一度リセットし人生を見つめ直すことも大切です。働き方が自由な現在においては、チャンスやメリットもあることでしょう。
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