
現在の日本において企業が抱える問題の一つに、パワハラやセクハラが含まれています。ストレスを抱え鬱病などの病になる原因でもあり、働けない状況に追いやられる方も少なくありません。今回は、セクハラ・パワハラが蔓延する世の中だからこそ逃げ道が必要な理由についてご紹介します。
セクハラ・パワハラが蔓延する社会
労働局へのセクハラやパワハラといった問題への相談問い合わせが、平成29年で2万件を超えています。そして相談内容の内訳は、セクシュアルハラスメントが4割を占めており、次いで婚姻や妊娠・出産などを理由とする不利益取扱いが2割、妊娠・出産等に関するハラスメント、母性健康管理 措置が1割と厚生労働省が発表しています。
参照:厚生労働省【パワーハラスメント及びセクシュアルハラスメントの 防止対策等について】
https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366280.pdf
2018年度の労働力人口の統計は6,841万人と発表され、2万人のセクハラ相談は少なく見えるかもしれませんが、あくまで労働局への相談があった件数です。
相談窓口の存在を知らない、今の生活を変えられず相談できないなど、さまざまな思いを抱えながら生活を送っている方がいるので、実際はこの3倍~5倍近くの被害者がいてもおかしくはありません。
セクハラやパワハラが日常的に社内で蔓延している場合には、ストレスを溜めながら働き続けている可能性も否定できません。仕事を辞めることになれば安定した収入や地位を無くすことにもなり、不安を感じて当然です。
逃げ道を作りましょう
セクハラやマタハラを被害者から行動して鎮静化させるのは大変に勇気がいります。
仮に加害者に面と向かって辞めさせようと注意をしたことにより、不当な扱いを受ける可能性もあり、非常に危険な面もあります。
従って、戦う勇気だけでなく逃げる勇気も必要だということを知っておきましょう。
成功しても復讐されるのではないかなど日々怯えた生活をしたくないという方は、必ず正当な行動を行ってくれる機関に頼ることが大切です。上記項目で記載している、労働局の相談窓口に連絡することや弁護士に頼るといった方法も、その中の一つです。
また、現在の職場で働きにくい様にして残るのは嫌だ。退職・辞職を考えている方は、退職代行サービスに頼ることをオススメします。会社に行かず退職することができれば、ストレスを感じずに次の職場探しをすることも出来ますし、精神的苦痛を味合わなくて済みます。
戦うことだけばかり考えるのではなく、逃げることも人生において正しい選択だったというケースもあることを覚えておいてください。
まとめ
セクハラやパワハラは、日常であってはいけないことです。
職場という閉鎖的な空間で逃げ場もなくなれば、精神的・肉体的に追い詰められていくことは分かり切っています。そんな時は、逃げる道を選択することは何も悪いことではありません。自身の心や体を大切にして下さい。
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