社会保険

退職する際の社会保険について

会社を退職する際に気になるのが、社会保険についてです。健康保険証、厚生年金保険などとても重要なものですので、しっかりと確認しておきましょう。

まず、保険証についてですが退職する際に会社に返還することになります。扶養家族がいるという場合には家族のものも返還します。これについてですが、すでに新しい就職先が決まっているケース合、まだ決まっていないというケース、家族の扶養に入るというケースで異なります。いずれの場合でも返還することになりますので覚えておきましょう。

再就職先が決まっていないというケースでは、国民健康保険に切り替えるのが一般的です。自動的に切り替わるわけではありませんので、自分で自分が住んでいる役所などに行って手続きを行います。保険料がかかりますので、注意をしましょう。手続きを忘れてしまうと、保険証がないということになり、医療機関などにかかる場合全額負担になってしまう恐れがありますので、注意してください。

国民健康保険以外にも、条件はありますが任意継続保険というものもあります。こちらを利用したいという場合には、健康保険任意継続被保険者資格取得申出書を出す必要があります。手続きをするにあたり、必要な書類、条件などはしっかりと確認しておきましょう。わからない場合には、会社の担当に確認することや、自治体の窓口で聞くなどの方法があります。

年金についても同じように手続きが必要になります。働いている際には、厚生年金に加入していますが退職すると国民年金に切り替える必要があります。こちらも、自治体にて必要な手続きを行う必要がありますので、必ず切り替えるようにしましょう。

手続きの期限に注意

それぞれ手続きの期間が決まっているというものがほとんどです。手続きが必要な場合には必ずその期間内に手続きを行う必要があります。例えば、保険証の任意継続被保険を利用する場合には、退職の翌日から20日以内に手続きをする必要があります。国民健康保険に切り替える場合には、退職の翌日から14日以内に手続きをする必要があります。

年金についても厚生年金から国民年金に切り替える場合には、退職後14日以内に手続きを行う必要があります。このように期限がありますので、忘れないようにしましょう。

まとめ

退職する際に気になるのが社会保険についてです。保険証、年金などは必要な書類や必要な手続きがあり、手続きを行うことが出来る期間が決まっている場合が多いので、必ず期間内に行う必要があります。社会保険についてわからないことは会社の担当者や、自治体の窓口で相談しましょう。

参照サイト
https://www.ecareerfa.jp/know-how/guide/step05/13
https://doda.jp/guide/naiteitaisyoku/kenkouhoken/

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